ロール&ロール―For unplugged‐gamers (Vol.32)
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2007/05
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
マスタリングガイドは、内山靖二郎氏によるtips。
- 導入はインパクトが大事:怪奇な殺人事件は王道かつ効果的なイベントだ
- 探索者につけいるすきを与えよう:独力で探索に赴こうとさせるのが大事 (探索者だけが知っている情報を与えれば、「警察に任せる」という行動が抑制される)
- NPCでプレイヤーの関心を引こう:口調に気をつけるだけで、NPCの個性付けは可能 (名前としゃべり方の特徴と年齢が分かりやすい。気楽に聞きに行けるNPCは二人以上に)
- 探索者の想像力を掻き立てるような情報を:次の行動を簡単に特定させてしまう情報はNGだ。
- 物的証拠で調査の足場作り:奇妙な物品ひとつで、プレイヤーの気持ちをつかめ
概ね納得なんだけど、クトゥルフのプレイング・マスタリングガイドはちょくちょく出る話で、表現はともかく内容は概ね近い場合が多い。細かい点で異なることもあるので、そこは一度整理したほうがいいかな。(当然ではあるが、「比叡山」と「黄昏の天使」と「ニャルラトテップの仮面」では微妙に異なってくる。そういう「異なる」話をするための共通部分が欲しくなるのですよ。)