k-takahashi's blog

個人雑記用

ぽちゃぽちゃあひるちゃん

 一応ゴールドクリアー。完全にコントロールできているわけではない面もあるので、再現性が妙に低い部分もあるが、クリアーはクリアー。


 整合性のある非現実なリアルさ、ということになるのだろう。例えば、箱の中で一定の速度で流れ続ける水流があり(非現実)、でもそれは一方に傾けて元に戻すとちゃんと反動があって(整合性のあるリアル)、それがパズルになっている。水の上に浮かべたおもちゃを動かすというアナログ的な世界が、デジタルの上で非現実なリアルさを持って再現され、それを自分で動かせるのは、奇妙な体験で楽しい。


 ある種の冷たさでもある整合性のあるリアルを基盤にしたアナログっぽいのりというのは、演算力にものを言わせたデジタルゲームならではの特権で、いわばTRPGに対するCRPGの優位点でもある。実体験に想像力を加えなければ作れないものだけに、作り手にもある種の難しさと楽しさがあるのだろうな、と思う。