k-takahashi's blog

個人雑記用

アジアン・フリート

 コマンド76号のリプレイで第1セグメントで台湾が全CAP可能機で迎撃した件のルールを確認。

 まず、戦闘の手順は

  1. 長距離空戦
  2. 空対空戦闘

の2段。長距離空戦は同時解決で、この時点では台湾側の攻撃力は上限を振り切っていないので、完全に無駄というわけではない。一方、空対空戦闘においては、CAPでは迎撃側が攻撃側になる(北京側のAWACSは存在していないため)から、3対1が立てば確実に追い払うことができる。従って、撃退目的なら、長距離空戦で受ける最大ダメージ1ステップを受けてなお3対1が立つだけの空戦力があればよい。

 勿論、長距離空戦で与えるダメージを大きくするという目的はありえるだろうが、10%の確率でCAPがいなくなるリスクを正当化できるとは思えない。本シナリオの場合、米軍到着までの北京側のVP獲得を低くすることが多分台湾側の方針となるはず。とすると、CAPを維持することは北京側の活動を抑える重要な要素なわけで、やはり全力CAPは納得しがたい。第1ターンの第1セグメントに勝負をかけるのも無理がある。

 と思うのだけれど、どうなんだろう。勿論、米軍がいつ到着するかにシナリオ上の勝利は大きく左右されるのだろうから、10%は取るべきリスクだという発想も成り立ちうるのかな。次号の記事に期待か。