k-takahashi's blog

個人雑記用

独立雷撃隊出動(278th Squadron: Same 4 Cats)

付録ゲーム: 独立雷撃隊出動(278th Squadron: Same 4 Cats)

プレイヤーは第二次世界大戦中のイタリア軍雷撃機SM.79のパイロットとなって任務に挑むソリティア・カードゲームです。敵戦闘機の迎撃を交わし、対空砲火をくぐり抜け、目標に魚雷を命中させることができるか!?

BANZAIまがじんEX第6号

 イタリア軍雷撃機が主人公のソリテア。10回の雷撃作戦を行い、戦果で達成度を判定する。

各作戦では、まずカードを引いて戦況と目標艦を決める。次いでアプローチを行い投擲。帰還判定と修理を判定して1回の作戦が終わり。これを10回繰り返す。

アプローチの判定にはカードを選んでデッキを組んで、戦況と目標艦によってそのデッキに入れるカードを調整し、距離7から1枚ずつカードをめくっていき状況を判定するというシステムを取っている。ギリギリまで接近する(カードをめくり続ける)もよし、適当なところで発射するもよし。命中判定用には別のデッキを作るが、これも命中・外れの枚数が距離や状況によって変わってくる。

ダイスと違って残り回数が分かる(あと何回対空砲火が来る可能性があるか、海面が荒れる可能性があるか、が計算できる)ので、それを考えながら、もう少し頑張るか、そこで投擲するかを決める。ここがなかなか面白い。

ダメージ蓄積型で、ダメージ修復も帰還後に判定を行う。ダメージがたまるとペナルティが付き、5ダメージまで溜まると撃墜でゲームオーバー。ダメージが残っているときは早めに投擲ですな。

 

史実解説記事が載っているが、知らない話が大半というところが弱みと言えば弱みだが、知っている戦場だとディテール不足が気になるかもしれない。システムとしてはバランス取れていると思う。短時間でスパッと終わる。(1回の出撃は5分かからない。全体でも1時間かからないだろう)

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セットアップするとこんな感じ。それほど場所はとらない。

 

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ゲーム終了時。オレンジのところに10回出撃分が残っている。青いのは今回のアプローチの履歴。最後なのでぎりぎりまで近づいてみた。(外れたけど)

左側が戦果。命中4回でした。