コマンドマガジン Vol.80(ゲーム付)『ヒトラー電撃戦』
- 出版社/メーカー: 国際通信社
- 発売日: 2008/04/20
- メディア: 大型本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
今号も、「ゲーマーいちねんせい」の記事が面白かった。コマンド72号付録ゲーム「第一次世界大戦」を今回も3回プレーしています。もう一段細かい作戦立案の部分まで書き込めば、入門用の本が作れるかも。
今号から始まった連載の一つが、内田弘樹氏による「東方に戦風は吹く」。東部戦線の架空戦記ものです。1943年2月の東部戦線が舞台。つまり第3次ハリコフ戦の頃です。どこから歴史を分岐させるのだろうか、と思いながら読んでいたら、なんとなく赤軍の攻撃が史実と違う、というか史実より厳しくないか? しかも、パイパーの反撃も失敗。どうなるのかと読み進めたら、「包囲下のスターリングラードから、マンシュタインの手によって救出され、その後はウクライナで再編を行っていたパウルス中将率いる第6軍を主力とする、ドイツ南方軍集団の反撃が開始されたのである」
最後に種明かしがありましたが、なるほど、そこから変えたのか、と。