k-takahashi's blog

個人雑記用

コマンド80号

コマンドマガジン Vol.80(ゲーム付)『ヒトラー電撃戦』

コマンドマガジン Vol.80(ゲーム付)『ヒトラー電撃戦』

 付録ゲームは、第二次欧州大戦の戦略級ゲーム「ヒトラー電撃戦」。エリア式、カード併用による生産管理など、2006年のゲームだけあって色々時間短縮のための工夫がされている。記事に依れば、南仏上陸、トルコ侵攻、ソ連の先制攻撃なども可能らしい。

 今号も、「ゲーマーいちねんせい」の記事が面白かった。コマンド72号付録ゲーム「第一次世界大戦」を今回も3回プレーしています。もう一段細かい作戦立案の部分まで書き込めば、入門用の本が作れるかも。


 今号から始まった連載の一つが、内田弘樹氏による「東方に戦風は吹く」。東部戦線の架空戦記ものです。1943年2月の東部戦線が舞台。つまり第3次ハリコフ戦の頃です。どこから歴史を分岐させるのだろうか、と思いながら読んでいたら、なんとなく赤軍の攻撃が史実と違う、というか史実より厳しくないか? しかも、パイパーの反撃も失敗。どうなるのかと読み進めたら、「包囲下のスターリングラードから、マンシュタインの手によって救出され、その後はウクライナで再編を行っていたパウルス中将率いる第6軍を主力とする、ドイツ南方軍集団の反撃が開始されたのである」
 最後に種明かしがありましたが、なるほど、そこから変えたのか、と。