リード＆リード 4号

Role&Roll EXTRA Lead&Read Vol.4

　ロール＆ロールの別冊リプレイ本。4号と出続けているのは、少々驚き。
　目当ては内山靖二郎氏のクトゥルフリプレイ。「潮あふれる海」というタイトルから中身は大体御想像の通り。PCの弟のダメ人間NPCの設定と使い方が面白かった。プレイヤーにクトゥルフ慣れした人と慣れていない人が混ざっているので、そこをもう少し活かした書き方だともっと嬉しかった（そうなっていれば、新規クトゥルフプレイヤーへの導入として使えるので。）

　あとは、六門とガンドッグ。いずれもそうなんだけれど、シナリオはシナリオとして載せてくれると嬉しい（一応、チャートとかデータとかはある程度載っているから、慣れたマスターなら、簡単にシナリオは再現できるだろうけれど。でも、そういう人ばかりではないはず）

　そうそう、先日表紙絵がどうこうという話題がありましたが、本号の表紙は見ての通り。編集の要望で無理矢理導入したシーンだそうです。プロである編集者が「こういう絵が必要」と言っていることは分かりました。でも、意味のあるシーンならともかく、無理矢理ではダメだと思うがなあ。