玄兎
http://blog.talerpg.net/rpg/archives/1358
「出せる。出せるんだけど、出してもあんまり売れない(笑)。ガープスのデータは、ほぼ全てがCP、関係する環境、判定の有無と方法、修正値の四要素に収まるようになってて。この四要素は、さっきの四原則に大筋で対応する形で組まれてるから、システムのコアを理解して、いくつかのデータのパターンを理解してれば、同じ記述式で簡単にデータを量産できちゃう。だから買わなくてもいい。売れるのは、この辺のテンプレートから外れる魔法くらいなんだよなあ(笑)」
エントリーの他の部分も面白いので、お時間のある方はどうぞ。
で、引用部分についてですが、昔スティーブ・ジャクソン御大が「サプリメントってあまり数は出ない」と言っていたような記憶があります。(で、爆発的には売れないけれど、安定した数が見込める "GURPS:Traveller"は、意外と良い商品なんだ、とも)
ただ、GURPSのサプリメントは直接遊ばなくても資料として買うことがあるんです。特に歴史系(Camelotとか、Romeとか、Vikingとか)は他のRPGを遊ぶための資料として非常に有用でした。原作ものでも似たような感じで、整理された資料として使えました。
自作すればいいというのはその通りなんですが、ある程度の叩き台がある方が自作も楽なんですよ。その辺GURPSのサプリメントは役立つんですね。(d20も「探せば大抵のものはある」という点で似たところがある。この辺の厚みが日本市場には無いですね、現時点では)