k-takahashi's blog

個人雑記用

D&D第4版がよくわかる本

D&D第4版がよくわかる本 (ダンジョンズ&ドラゴンズ)

D&D第4版がよくわかる本 (ダンジョンズ&ドラゴンズ)

 こちらは非常にオーソドックスな解説リプレイ本。欄外の解説と、「このシーンの裏側」というセクションで、プレイがどのように進んでいるのかを解説している。入門書のスタイルとしては正解。このタイトルに恥じない内容だと思います。


 読んでいて思ったのが、「戦術とは移動だ」というのがよく出ているゲームだなということと、細かい工夫が積み上げられているゲームだなというところ。クエストとか受動判定とか、手間を省きつつセッションコントロールにも使えるようになっている。


 あとは、おなじみ桂さんの名言から幾つか

桂:別に私が女ドワーフでもかまいませんが……。(p.13)

桂:私は前回全滅したときに気がついた。自分が何ができるかを知る、これは重要だ。だがそれ以上に、他の仲間が何ができるかを知っていないと、パーティとして機能できない。(p.14)

桂:とあるD&Dの記事にいい台詞がありまして、「エルフやエラドリンに納期の概念はない」と。(p.22)