k-takahashi's blog

個人雑記用

野獣げぇまぁ(その10)

 例によって徳岡氏のコラムから面白かったところを抜粋。

3e以降の「D&D」におけるタクティカルな戦闘と「タンホイザー」や「ディセント」といったボードゲームとの間に、どれくらい有意な差があるだろう?
シナリオ侵攻に対してプレイヤーが関与できる範囲がルールで定められていて、プレイヤーに可能なのは気の利いた台詞をTPOをわきまえて発言したり、ルールを駆使して敵を倒すだけなTRPGCo-opスタイルのボードゲームは、どれくらい差があるのだろう?

事実、キャラクターに役割名しかついていない「Pandemic」のキャラクターに具体的な名前を付けると、それだけで一気にRPGっぽくなる。「Red November」も同様で、キャラクターにミハイルだのピョートルだのウラジミールだの名前を付けると、途端にゲームが生き生きとし始める(「ピョートル、火を消すんだ!」「無理です、ウラジミール少尉!」「消せ、おまえならできる、あのクソッたれな火を3分以内に消すんだピョートル!」)