k-takahashi's blog

個人雑記用

訓練としてのロールプレイ

 上記の記事のところにゲームとしてのロールプレイのことも書かれていたので、ちょっと紹介。

最近はより実践的かつ本格的なロールプレイ方式の訓練が増えてきている。
ロールプレイとは、それぞれ役を割り当て、その役を完全に演じきるものであるが、この言葉はゲームから来ているという。筆者は小学生時代に『ドラゴンクエスト3』というロールプレイングゲームを並んで買った世代であるから、すでにロールプレイ=TVゲームという図式だ。
だがもともとはテーブルゲーム(テーブルトークともいう)というジャンルだそうだ。プレイヤーは、魔法使いや戦士などになりきる。そして与えられたシナリオに沿ってゲームを攻略していく。演じるキャラクターの目線でさまざまな問題に立ち向かっていく。そのキャラクターができる範囲、戦闘能力は決まっているので、どうすればその事象を解決できるのか、与えられたキャラクターと完全に一体にならなければエンディングはない。またプレイヤーがその役を演じきれるような想定を考えることもゲームを成功させるコツであるという。(p.164)

「完全に一体にならなければ」とかの辺りが「なりきり系」に寄っている(訓練としてのロールプレイはなりきり系が基本だから当然。)が、妙にツボを押さえた解説だな、とちょっと感心。特に最後の「プレイヤーがその役を演じきれるような想定を考えることもゲームを成功させるコツ」というあたり。