k-takahashi's blog

個人雑記用

感想会

ところで、上述の「TRPGのコツ」の中に感想会をしようという部分がある。

セッションが無事終了したら、「感想会」を行うようにしましょう。今回のセッションの感想をみんなで話し合うのです。(p.12)

これに対して、

両者の違いは明白だ。昨日のエントリでも書いたとおり、相違点の根底は「相手を認めるか否か」という点にある。反省会は相手を否定することであり、感想会を反省会にしないためには「絶対に相手を糾弾してはいけない」のだ。相手がプレイヤーであろうとGMであろうとだ。これがまず一行目に書かれていない限り、感想会とやらはやるべきではない。

2010-12-17

(*2)だいたい、わざわざ感想会などやらなくても、終わってから一緒に食事でもすれば当然その日のセッションの話になるだろう。その程度でいいのだ。肩肘張って「今日のセッションの悪かったところを改善しないと!」などと考えるとろくな結果にならない。
(*3)例外が一つだけある。その日のセッションが別の日にやるセッションのテストプレイである場合だ。その場合だけは各プレイヤーに忌憚のない意見を求めた方がよい。

2010-12-17

という批判があって、確かに一理あると思う。
私の本音を言えば、「感想戦が楽しくできないような相手とTRPGを続けるなんて無理だろう」というところなのだが、コンベンションとか、ロール&ロールの主たる対象読者である高校生〜大学生あたりだと学校のサークルとかが活動の中心だとすると、そうそうメンバーを選べないのも事実。(ただ、それを言うと、上記の2や3でも駄目な連中は駄目だけれど。)


年取って、面の皮が厚くなってくると、ダメ出しくらいまくりながら「どうプレイするといいのかねえ」などと話し合うのもそれなりに楽しめるようになってきますが、その場合はダメ出しする方にも「相手のレベルに合わせた内容と言い方を工夫する」とかの技能が必要なわけで、やはり雑誌記事という観点からは、感想戦についてbit666氏の指摘のような記事にするのがベターだろう。


あのエントリーをロール&ロール編集部に伝えればいいのかな?(もう伝わってるか)