k-takahashi's blog

個人雑記用

ワシントン・ナショナル・ギャラリー展

国立新美術館で開催中のワシントン・ナショナル・ギャラリー展を、友人Hと妻と一緒に見にいく。昨年のポスト印象派展とかと比べると比較的空いていたのだが、天候のせいか、土日出勤の人が増えた影響なのかは分からない。


ここや、ここに展示物の一部が掲載されており、見にいって損の無いレベルの作品が色々と。


さて、例によって偏見混じりの感想を。

  • 印象派以前(アンリ・ファンタン=ラトゥールの『皿の上の3つの桃』)、印象派ルノワールの『皿の上の桃』)、ポスト印象派セザンヌの『りんごと桃のある静物』)とで同じ題材『桃』の描写が全然違うのが面白かった。同じ果物に見えません。
  • ルノワールののペン画があったのだが、ちゃんと普通に書いてあった。いや、ペン画までああいうタッチだったらどうしようとか思って見ていたので。
  • モネ夫人が2枚登場する(『日傘の女性』『モネ夫人と息子』)のだが、どちらも同じような服を着ていた。周囲が望んだのか、本人の趣味だったのか、どっちなんだろう?
  • マネの『オペラ座の仮面舞踏会』と『鉄道』を並べたり、モネの『日傘の女性』『ヴェトゥイユの画家の庭』『太鼓橋』を並べたり、ゴッホの『自画像』『薔薇』を並べたり、とインパクトのある一画を何カ所も設定していたのが面白かった。
  • カサットの『青いひじ掛け椅子の少女』の青が目立っていた。