- 出版社/メーカー: アークライト
- 発売日: 2011/12/10
- メディア: おもちゃ&ホビー
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マップ1,2,3を1回ずつプレイ。探索者プレイヤーが3人で、私がマスター。プレイ時間は準備を含めて1プレイ2時間半くらい。マスター側1勝2敗でした。
以下、ネタバレは控えめに。
シナリオ1 リンチ家の崩壊
失踪した男の調査を行う、というシナリオ。
初プレイということで探索者側がもたついていたのだが、終盤の驚天動地の逆転で探索者側勝利。
もうちょっと隙をみせて、探索者を引っ張り込むべきだったなあ。
シナリオ3 血縁
序盤に探索者側がパズルに手間取って時間がかかっている間に、ぞろぞろとゾンビが出てきて、おまけに主力火器が故障イベントで除去される展開。加えて探索者側のダイス目の悪さにも助けられ、時間を稼ぎ勝利条件を満たすことに成功。
コメント
意外とマスター側のプレイが難しかった。
神話カードとトラウマカードを出すタイミングを常に狙っておいて、かつこれをコンボのような形で叩き込まないといけない。探索者側の対抗手段が意外と強力で、単にモンスターで押すだけでは勝てない。勝利条件を満たすのに必要なリソースを計算しておかないと、今回のシナリオ2のように「足りない!」となってしまう。
今回はシナリオ2でその計算を間違って勝利条件を満たせなかった。逆にシナリオ3は、探索者側のダイス目にも助けられたけれど、ある程度神話カードを狙って使えていたのが勝因だったのだろう。
その意味で、マスターガイドは各シナリオ毎にもう少し詳しく指針を書いておいてもよいと思う。(同人誌を作るnならこの辺がポイントかも。)
ということで、幾つか自分(および新米マスター)用のコメントを
- 進行表を作っておこう。
恐怖判定をしたり、神話カードの発動タイミングを図ったりしているうちに、うっかりモンスターの移動や攻撃を忘れたことが何度か。マスター側は複数のリソースを管理するのでこの辺忘れる恐れがあるので、進行表を作っておく方がよい。早見表の「ステップ1〜5」を確実に行うので。
- 部屋とマスが結構分かりづらい。
ルール毎にどちらなのかが異なっていて、ちょっと混乱しがちなので、ここは事前に確認した方がよい。
- 神話カードの発動条件に注意。
場所指定が、今回のマップのどこに該当するのかチェックが大変。また発動も、探索者側の行動に割り込む形になるので見落としがち。特に探索者プレイヤーにルールを説明しているときには確実に見落とします。といって、他のプレイヤーにチェックを頼むわけにもいかず。実はここでマスターが考え込んで時間がかかっているケースが多かったので、プレイのスムーズな進行のためにもちょっと工夫したいところ。
- 恐怖判定のタイミング。
いつ、恐怖判定を行うのかが分かりにくい。モンスターと探索者が同じ部屋に入ったら判定、手番開始時から同じ部屋にいる場合は判定しない、同一手番中には1体のモンスターに対して行う恐怖判定は最大1度しか行われない。というのが大原則なのだが、屋外で視線が通るときは同じ部屋と扱うのかとか、複数の同じ種類のモンスターが同時に部屋に入ってきたら全て判定するのかとか、ちょっとルール確認が必要。
- 勘違いしていたルール
一度に複数のスキルポイントを使ってもよいと解釈していたが、一度に使えるのは1ポイントのみ
炎上トークンは「部屋」単位で影響する。(マス単位で管理していた)
- 確認が必要なルール
人型モンスターが倒されたとき死体になるか? 探索者が倒されたとき死体になるか?
斜線が通っている別の部屋のマスにモンスターが現れたら恐怖判定するのか?
この辺、ちょっとFAQとかエラッタとか確認しておきたい。
パズルのルールも、ソロプレイで試していたときはどうかと思ったけれど実プレイでは良いスパイスになっていました。
クトゥルフRPG好きな人には自信を持ってお奨めします。面白いよ、これ。