- 作者: アークライト
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2012/03/10
- メディア: 大型本
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まず、サンディ・ピーターセンからの祝辞が面白い。
多分日本は今日の地球で唯一、クトゥルフの不可避な復活を阻止することができる国です。
我々を救うのは日本の皆さん、あなたたちです!
2011.12.17
サンディ・ピーターセン
(p.5)
他にも
何かおぞましいことがあったときに叫ぶ「SAN(正気度)が減る!」というフレーズは、RPGの卓を越えてネットスラングとしても通用するくらいだ。もはや『クトゥルフ神話TRPG』はRPGプレイヤーにとっては基礎教養と言えるのかもしれない……いや、そうに違いない。そういうことにしておこう!
(p.6)
ただ、未プレイ者を釣るのが目的なら、簡単なリプレイを載せてもいいんじゃないかと思った。
安田均氏のコラム「ゲーム航海日誌」は。ビンゴを使ったデザインのアイディアについての紹介。
これでデザインを進めて、夏頃発表、年内発売としたいつもりらしい。こういう見せ方は面白いので是非結実して欲しい。
連載中の「エクリプス・フェイズ」のリプレイ(正直、リプレイよりシステム記事が読みたいところだが)でちょっと笑った部分があった。
イブン:確か、ダルトン博士って、フォーティアンでいろいろ神話上のモンスターを再現したとか
GM:人狼の他に、ドラゴン、ユニコーン、キメラ、河童……
イブン:並ぶと、どこの厨二病かと思いますが、この時代のバイオ技術なら不可能じゃない。
アルビン:ドラゴンの義体になって、金星の空を飛ぶのは、漢の浪漫だな
イブン:そこでドラゴンまで言ってしまうのがフォーティアンの人の駄目なところですね。
ケーン:金色で、三つ頭の大型ドラゴンとか作ってほしいものであるよ。
(p.37)
なお、ケーンというタコは日本趣味なので、彼が「三つ首ドラゴン」に言及するのはロールプレイ的に正しい。(と思う)