k-takahashi's blog

個人雑記用

確率の捉え方

RPGでどちらか一つを選ぶとしたらどっちを選ぶ?

青い剣:命中すれば50ダメージ。毎ターン二回振れて命中率100%。
赤い剣:命中すれば50ダメージ。毎ターン四回振れて命中率50%。

「海外ゲーム板で大論争を巻き起こした1枚の画像」海外の反応|暇は無味無臭の劇薬

そんなもん、状況によるに決まっている。
例えば、はぐれメタルのヒットポイントが99のときと101のときとで、どちらの剣を選ぶかなんてのは自明だろう。


ただ、山のようなコメントの中には面白いものもチラホラと。

  • 俺がファイナルファンタジータクティクスで学んだことは50%は実際には50%じゃないってことです。
  • 赤い剣の方。大半のRPGじゃ命中率を向上させる為の物があるもんだ。けど青い剣の方はそういった成長の余地はないだろ?
  • 何かのゲームで100%なのに攻撃を回避された記憶があるから100%でも信用しきれない
  • 命中率をうpさせるアイテムうんぬんあるなら攻撃回数うpさせるアイテムの存在忘れんなよ
  • TRPGゲーマーに聞いてみるとダイスを四回も振るのは時間がかかって面倒だから青らしい。だが他のTRPGゲーマーに聞いてみるとダイスを四回も振れて楽しいから赤らしい。


いやいや、皆さん苦労してますねえ。体感確率が実際の確率を反映しないというのは、遠藤雅伸先生も書いていたっけな。

つまり「確率的に考えてはダメ」(確率的に正しいだけではダメ)となるわけだ。

遠藤雅伸のゲームデザイン講義実況 〜今、実学としてゲームを語るための一冊 - k-takahashi’s 雑記