- 作者: まつもとあつし
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2012/04/10
- メディア: 新書
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但し、その分掘り下げは浅めなので、ソーシャルゲーム論を期待すると食い足りないと思う。
なお、本書は今年4月の発売。まだ4か月しかたっていないのだが、既に内容の一部が古びてしまっているという(コンプガチャ関連の話題や規制論)あたりが、ソーシャルゲームの変化の早さが伺える一冊でもある。
そこを押さえておけば入門用にはお薦めできるかな。
一つ面白いと思った部分を引用。
画面に表示する広告で回収すればいい、という単純な問題ではない。ソーシャルゲームももちろん各所に広告を表示しているが、どちらかというとそれで収益を図るというよりも、他のゲームを紹介し、ユーザーにその利用を促すという役割を担うことの方が多いようだ。(p.90)
この部分、どのくらい正しいのだろう?