k-takahashi's blog

個人雑記用

コミケット84 戦利品

一部のみ、主に自分のメモ用として

ゲーム電源あり

  • GameDeep vol.25

 『Game is (not) social』(中田吉法)。時間で行動量が回復するタイプのゲームを遊ぶには、「ゲームをプレイするために実社会の行動を制御する」ということが起こる。ここから社会とゲームプレイの関係を考えていく論。
 『シムシティは玩具か』(寺島由人)。コスティキャンの有名なゲーム論を、ネットによる変容をふまえて分析した論。

  • Colorful Pieces of Game 7

いわさき先生の本。今回はPCエンジンの開発環境ネタ。
ブログ記事ベースだけれど、かなり加筆されている。
(8を買い損ねたことに後で気付いた。とほほ)

  • ゲームの修羅場 8

 同人ゲーム制作についての本。
 PC用に開発したゲームを、Android/iOS/PlayStationMobile に1か月で移植する、という記事が面白かった。(自分で、そのゲーム用のゲームエンジンを作り、その環境を移植するという方法。)ゲームエンジンを作るというのは、なかなか有効なようだ。

どういうわけか、電源有り系ゲームの本に電源無し系ゲームの記事がちらほら。『知られてはいけないゲームの世界』にカタンカルカソンヌの世界大会の記事や、ゴキブリポーカーの遊び方の紹介。

SF

  • 星界軍事研究 959.8 号外

 春発売になった星界の戦旗最新刊の『不死鳥作戦』をネタにした一冊。
図解とか分かりやすいので、これを読みながら続編を待つのも楽しい。

  • SFアニメの半世紀

 氷川竜介先生の本。SF大会の講演をもとに、鉄腕アトム以来50年の流れを振り返る。もちろん、その視線は未来に向いていて、繰り返されるもの、といった見方が何度も出てくる。

  • 人類だってこんなに頑張りました

 東大特撮映像研究会の本。ウルトラ系の怪獣のうち、人類が頑張って倒した敵のリストと解説。
年齢のせいもあるけれど、やはり個人的には、ゼットンとキングジョーが印象深い。

その他

  • テスト設計の実例と解説 テスト設計コンテスト2013参加記録

 ASTERのテスト設計コンテストの参加レポート(感想)。実例とリアルな感想が興味深い。

 擬人化マンガあり、真面目なインタビュー(ボイジャーの荻野正昭社長)ありだが、面白かったのが、ハーレクインとフランス書院電子書籍取り組みについてのコラム。
固定読者が付いているという強みを活かして色々実験的なことに取り組んでいる。定額制もそうだし、amazonを遙かに凌駕する詳細な属性分類も(フランス書院にはシチュエーション選択が50もあるし、ハーレクインには相手の男性の国籍別分類がある)。

  • デザイエンス

 科学をうまく伝えるには、という内容の本。
 Vol.1が発表プレゼンについて(CERNがHiggs粒子について発表したときのプレゼン資料が非常に読みにくかった。あれはどうすればよいのか?も具体例が書いてある)、Vol.2が名古屋市科学館の実際の工夫の紹介(他に、アメリカの科学館についても簡単に触れている)
 本書自体が非常に「見せる」ための工夫に満ちているので、眺めるだけで勉強になる。