明治期に作られた御用邸のうち、ほぼ全体が残っているものとしては唯一のもの。
大正天皇の静養のために作られたものだが、全てを新規に作ったものではなく、紀州徳川家江戸中屋敷の一部を持ち込んだ部分もあるし、明治期に作った部分、大正期に作った部分、などが混在している。また、天皇が公務に用いた部屋もあれば、私邸として使った部屋、皇后陛下が使った部屋、などもそれぞれ趣が異なっている面白い建物。
避暑用の建物と言うことで風通しとかもよく、正直寒いです。なので、こんなサービスも。
大正天皇の謁見所と剣璽の間(長期滞在となる場合、ここに剣と勾玉を置く)。