- 作者: クリス・ギレボー,本田直之
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2014/01/17
- メディア: Kindle版
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そういう意味で、本書も眉唾で読むべきだ。
ただ、別にウソを付いているわけではないし、類書の中ではかなり評価の高い一冊でもある。なので、都合良くつまみ食いさせてもらうことにする。例えば、本書には、幾つかテンプレートが出てくる。
- 誰でもコンサルタントになれるテンプレート (No.592)
- A4用紙1枚以内のビジネスプラン (No.1079)
- 断れないオファーのつくりかた (No.1212)
- どんなに口ベタな人でもできる売り込みフォーマット (No.1495)
などは普通に会社員の仕事でも使える。(しかも、英語版で良ければ、このフォーマットは http://100startup.com/#resources で公開されている。)
あるいは、「トラブルのないパートナーシップのための簡易リスト」(No.2017)というのがある。これ、同人誌作る人でも使えます。
冒頭でいきなり悪口めいた書き方をしましたが、アイディアがたくさん書いてあって面白いし参考になる本。実践しないまでも、こういうのって頭に入っているだけでもかなり違うと思う。特に本書が主に扱っているのは、「アントレナーシップに溢れた、アメリカンドリームを目指すアメリカの若者」ではないところや、多くの人の事例を集めているところなどはポイント高いと思う。