k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 Episode 208 – "Star Wars Special" 〜 「スター・ウォーズ」SP

スターウォーズの映画の中から3つのシーンを選んで検証。
有名なコスプレ集団「501軍団」の面々がストームトルーパーで登場して場を盛り上げる。
オープニングには、スターウォーズ風にこんなメッセージも流れる。

Not very long ago, in a work shop not so far, far away...

it is a period of war against the forces of evil.
Rebel scientists, striking from a hidden base in San Francisco, have won their first victory.
To test three Star Wars myths, and so restore common sense to the galaxy...


一つ目は、エピソード4から。デススターの中でトルーパーに追われたルークがレイア姫を抱えてターザンのようにシャフトを飛び渡るシーン。これは実行可能だろうか?
チェックポイントは3つ。フックを引っかけることができるのか、ウェストベルトで二人分の体重を支えられるのか、10メートル近くを飛び渡ることができるのか。
一つ目は映画に出てくるのとそっくりのフックを作り、実際に投げてみる実験。ところがこれが難しい。ジェイミーが散々試行を繰り返して最後になんとか引っかけることができた。
ベルトはかなり厳しい。ジェイミーがダミー人形を抱えて1メートルほどぶら下がってみたが、かなり痛み、下手をすると怪我をしかねないレベル。ただ、一応これも可能は可能。
最後は実際に10メートルほどを飛び渡る実験。腰ベルトはまずいので普通のハーネスを利用。そして、ここでレイア姫のそっくりさん登場。そして、なぜかジェイミーもルークのコスプレをさせれていた。
これも実験自体は成功。ということで全体としては「可能性あり」という判定。ただ、かなり無理を重ねることにはなりそうだ。


二つ目は、エピソード6から。イォークがAT-STの両側から丸太をぶつけて壊すシーンがあるが、そんなことが可能だろうか?
こちらはアシスタントチームが木材で足場を組み、そこに大きな丸太を吊して車にぶつけてみるという実験。足場は電柱の専門家に電柱用の丈夫な木材で組んでもらい、そこに重さ4.5トンの丸太を吊す。これをクレーンで持ち上げるという大がかりなもの。
たださすがに4.5トンはやり過ぎなのか、実験中に足場がきしんだり壊れかけたりしていた。
実験自体は成功で、乗用車も装甲車も見事にペシャンコでした。ただ、実際にはそれだけがっちりした足場を組んだり、タイミングを合わせたりするのは難しいだろう。
三人組もコスプレ(トリーがレイア姫を(一瞬だけ)やっていた)して楽しんでいた。


三つ目は、エピソード5から。ホスで怪我を負い凍死しかけたルークを、ハンソロがトーントーンの腹の中に押し込んで凍死を防ぐシーンがある。そんな効果はあるのだろうか?
このエピソードは準備が本当に大変そうだった。
ホス(映画中には気温の設定がなく、ゲームの資料から探してきた設定でマイナス30〜50度くらいと想定)を模して、冷凍倉庫の中に更にドライアイスで温度を下げる部屋を作ったり、体温測定用のダミー人形を作ったり。何より大変そうだったのがトーントーンの内蔵。本物の内蔵を使うわけにはいかないので、それらしいものを作るのだがこれが何度も壊れて大変なことに。
苦心惨憺して実験環境を整えていざ実験。
これは、予想よりも遙かに効果的という結論が出て、零下40度の部屋の中のダミートーントーンの中にいれたダミールークの体温は、2時間半たっても33度を維持していた。これなら凍死することはない。ということで「可能性あり」