世界のじゃがいも料理: 南米ペルーからヨーロッパ、アジアへ。郷土色あふれる100のレシピ
- 作者: 誠文堂新光社
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2015/03/10
- メディア: 大型本
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だが、ジャガイモは救貧作物として世界に広まり、庶民に愛される植物となった。なので、フランスは別として家庭料理系が多い。それらは当然のように現地の影響を受ける。そんなジャガイモ料理を100点、カラー写真入りで集めたのが本書。色々なシェフの協力を得て、「日本のご家庭でも作れます」というレシピも付いている。
ポテトサラダがやたら多いのはそういう理由。各地の影響があっての違いが面白い。
あとはポルトガルのメニューが、ジャガイモの話だかタラの話だか分からないくらいなのも笑える。どっちも庶民の人気素材だというのが分かる。
(そういう意味で、何カ所か出てくるどや顔のオーガニック農家がうざい。金持ち相手の商売をするのは別にかまわないが、本書の趣旨には合ってない。)