k-takahashi's blog

個人雑記用

コンピュータ将棋プロジェクトの終了宣言

先日話題になっていた、情報処理学会によるコンピュータ将棋PJの終了宣言。記事として学会誌に載っていて、ここで電子版が、と思ったら意外なことに有料記事。これを有料にして意味あるんだろうか?


アナウンス文(http://www.ipsj.or.jp/50anv/shogi/20151011.html)に書かれていない部分としては、

今後は将棋を題材とした情報処理の研究としては、
(1)どの強さの人間ともいい勝負ができる(いわば接待将棋ができる)ようにする
(2)人間に効果的に将棋を教えられるようにする
(3)人間の棋譜ではなくコンピュータ同士の棋譜から学習させることでコンピュータ将棋が独自の進化をできるようにする
などが考えられる。

とあって、これもまあよく言われる話。1はユーザモデル、2はコンピュータ教育、3はシンギュラリティへの道、ってところかな。