2Dゲームをおもしろくする技術 スタートダッシュ編 実例から解き明かすゲームメカニクス・レベルデザイン・カメラの基礎知識
- 作者: 大野功二
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2015/08/25
- メディア: Kindle版
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ゲームを「おもしろい」と感じさせる技術を、多くの商業ゲーム開発に携わったプランナーの著者が、実際の2Dゲームの動きを例に取りあげて、ゲームをおもしろくする技術の基本を解き明かします。
http://www.amazon.co.jp/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E6%9B%B8%E7%B1%8D/dp/B00W4NAZG0
内容はそれほど新規なものはないけれど、分かりやすくまとまっている。
例が古いのと、史観的には疑問を感じるところがあるのと、というのは本書の目的からすれば些細な話。
古いゲームを知っている、あるいはYoutubeなどで情報を調べる手間を払うという前提で、お勧め。説明自体は綺麗にできていると思う。個人的に気に入ったのは、以下の図(no.378 より)。
「操作」「アクション」「リアクション」の関係を示したもので、
アクションの数(試せることの数)に対してリアクションの数(フィードバックの数)が多いことで、いろいろなことを試したくなるゲームになるのです。(No.378)
と解説している。ああ、こう説明すれば分かりやすいなと感心した部分。