k-takahashi's blog

個人雑記用

フォースの目覚め

見てきました。4DXで。

4DX

4DXの方は、TDLのアトラクションみたいな激しいのを覚悟していましたが、さすがにあれほど激しくはなく、これで映画が見ていられないということは無かったです。
一方、画面の切り替えの部分と座席の動きや振動との関連づけにところどころズレがあったり、すぐ近くを弾道が通った時のスピーカーの音と耳元の風切り音とに違和感があったりしたのは残念。特に前者は4DXと非4DXとで条件が変わるので根本的な対策は立てがたいかもしれない。
煙や水やフラッシュは、まあ悪くはないという感じ。
劇場サイズがそこそこなので、思い切って前の方を取ると楽しめると思う。

本編

何を喋ってもネタバレが、というのはなるほど納得。色々てんこ盛り。
エイブラムスがスタートレックの『イントゥ・ダークネス』で、劇場用第2作、第3作を巧妙に語り直した手際も素晴らしかったが、今回も同様の冴えが楽しめる。オールドファンに分かるねたを上手く残したまま、新たな観客が十分楽しめるようになっている。
特にスターウォーズの場合は、ルーク3部作とアナキン3部作とが語り直しになっているのだから、当然今回のレイ3部作も語り直しになる。スターウォーズはそもそもそういう構造を持っており、その語り直しのスタートにエイブラムスの手腕はぴったりだろう。
語り直しと言ったって、あのエピソードを入れるのは、論理的には必要だろうと分かっていたとしてもそれなりの覚悟が必要だったはず。ルーカスが難色を示したとしたらここじゃないのか、ここがどうしても納得できないオールドファンもいるだろう、とは思う。


ラストはエピソード4的にすっきりというわけにはいかなかったようで、ここはちょっと残念。第8作の制作・公開が決まっているなら、ああなるだろうけど。


ということで、2年後が楽しみ。