k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 ep.244 Rocketman (グミ燃料ロケット)

ロケットは色々飛ばしてきた怪しい伝説。今回は、普通じゃない燃料を使ったロケットに挑戦。
「ロケットは翼付きの爆弾」とか軽口を叩きながら作業を進める二人。


ベースになるのは、市販されているハイブリッドロケット(パラフィン固体燃料に酸素を噴射し点火するタイプ)。


まずはグミを固体燃料が入っている部分に無理やり詰め込んで、凍らせるタイプ。
グミを加熱して溶かして固めるタイプ。
十分水分を飛ばしてから固めるタイプ。
という3つを作成する。しかし、実際の作業はなかなか大変。


なんとか作業を終わらせて、モハベ砂漠のアマチュアロケット打ち上げ場へ。ここで発射実験。


手で詰めたグミ燃料ロケットは、点火はしたが飛ばず。
溶かしたグミ燃料ロケットも、点火はしたが飛ばず。
煮詰めたグミ燃料ロケットも、一瞬吹くだけで飛ばず。

煮詰めたグミの内壁に火薬をまぶしてみた。がこれも飛ばず


不思議に思った二人は無改造の状態で打ち上げてみたところ、かなり低い高度しかでない。ということでベースのロケットから再検討することに。


ハイブリッドではなく固体燃料ロケットに作戦変更。
グミも、水分を飛ばすために電子レンジにかけて、さらにコーヒーミルで粉末にする。これを火薬とみなして専門家に固体ロケットにしてもらうという工程に変更。
一方、ジェイミーは別の燃料に挑戦。犬の糞。これを粉にしてこちらも専門家に送るのだが、作業が大変そう。


まず通常の固体燃料で実験。
過塩素酸アンモニウムの代わりにグミを使った燃料は、打ち上げ成功。黒い煙を吐いて上昇。オリジナルロケット(固体燃料)の8割の高度まで飛んだ(1000mオーバー)
そして、糞を使ったロケットも黒い煙を吐いて上昇。驚いたことに800mまで上昇してみせた。思ったよりまともに飛んで驚いた。