- 出版社/メーカー: ジャパン・ミリタリー・レビュー
- 発売日: 2018/01/10
- メディア: 雑誌
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大陸間弾道ミサイル「火星15」(野木恵一)
北朝鮮のICBM「火星15」。推進系のジンバル・エンジンが国産とは思えず、どこかから入手したはず。
容疑者はロシアとウクライナ。野木氏はウクライナではないかとの推測を示している。
アメリカによる北ミサイル殲滅作戦(北村淳)
米国が攻撃を決意した場合、軍事的に北朝鮮に勝ち目はないし、米本土に対する報復攻撃も失敗する可能性が高い。
一方で、韓国や日本への「報復」攻撃を防ぎ切ることは困難で、相応の損害が出ることが予想される。その規模を推測している記事。
損害を極言するには事前の調整が不可欠なんだが、今の韓国ではなあ。
ノースロップ・グラマン『B-21レイダー』(洲良はるき)
米空軍の次世代爆撃機B-21の解説。
空中給油機の安全確保の問題から、長距離爆撃機はやはり必要という見方を紹介している。
興味深いのが、B-21を制空戦闘機にするというアイデア。ネットワーク戦闘を想定するならば、ステルス性が高くミサイル搭載数も多いB-21ならそういう使い方も可能という。もちろん、高コストの爆撃機を使うのかと言う議論もあるし、充分なデータリンクを前提にしたものではあるが、発想は面白い。