k-takahashi's blog

個人雑記用

惑星カレスの魔女

惑星カレスの魔女 (創元SF文庫)

惑星カレスの魔女 (創元SF文庫)

商業宇宙船のパウサート船長は、ひとの揉め事に首を突っ込み、ついつい幼い奴隷三姉妹を助けてしまったのが運のつき。よりによって惑星カレスから来た魔女だったとは!禁断の星と接触したせいで恋人も故郷も失い……行き場をなくした船長が、ちび魔女三姉妹とともに巻き起こす銀河系規模の大騒動! ユーモア溢れるスペース・オペラ

出張の帰りに読んでいた小説。本日読了。


軽めのスペオペ。魔女が超能力者なのは予想通りだけれど、中盤以降のドタバタ感が楽しい。
金が手に入ったので船を高性能に改造して、それで危険だが実入りの良い仕事を引き受けて、という辺りの野心家船長のノリも愉快。
さすがに50年前の小説だし、レトロスペオペな舞台でキャラの活躍を楽しむのでいいと思う。愛着の持てる登場人物が多いしね。