k-takahashi's blog

個人雑記用

軍事研究 2019年9月号

軍事研究 2019年 09 月号 [雑誌]

軍事研究 2019年 09 月号 [雑誌]

 
 革命防衛隊を監視!米軍の新型広域洋上監視無人機RQ-4A(石川潤一)

 例のイランが打ち落としたグローバルホーク。ニュースによって型番がバラバラだったが、海軍のRQ-4A BAMS-Dという洋上監視用の機体だというのが正しいそうだ。その機体の解説記事。
グローバルホークの派生型って、思ったより沢山あるんだな。通信中継型というのもある。

 

中国国産ステルス戦闘機J-20実戦配備(田中三郎)

中国のJ-20の配備先が、安徽省の蕪湖基地と判明。作戦半径内に台湾全土や尖閣諸島(南西諸島)も含まれている。

 

中露のにせ第5世代機に対応!再生産戦闘機F-15EXの正体(青木謙知


米空軍がF-15EXの予算を獲得。F-35じゃないの?と思ったが、F-35F-16の後継で、F-15の後継はF-22。だから、ミッション(緊急発進待機や要撃)によってはF-35よりF-15の方が向いているということだそうだ。(あと、生産能力の問題も)
もちろん、RCSは1000倍ほど違うからステルスが求められるミッションは無理。


南西諸島防衛の要「警備隊」(奈良原裕也)


陸自のオンリーワン的部隊の紹介連載の1回目。警備隊。部隊規模の割に指揮官の階級が高いのは、有事の際に増援を編入することが想定されているから。装備も対戦車より対船艇が郵船で中距離多目的誘導弾も優先配備されている。
以前は対馬だけだったが、奄美宮古にも配置され、石垣島にも予定されている。

 

ロシア、戦域核戦力を復活へ(小泉悠)


INF条約破棄問題関連。この記事では、「なぜロシアはINF条約に抵触する9M729を開発したか」を扱っているが、戦術核を使いやすくして米欧分離を狙うとか、海洋では以前対米不利だからとかはともかく、ばれるとは思っていなかったからとか、軍が勝手に作っただけとかもあり得る理由なのだそうだ。