k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 Ep.48 (Franklin's Kite)

嵐の中で凧をあげて雷が電気であることを実証した、というフランクリンの有名な逸話がある。どうやったかは本人の記録があるが本当だろうか?アシスタントチームが担当。

まず、本当に凧を嵐の中で揚げられるのか。記録通りのデザインだと凧がちゃんと揚がらない(3人が散々苦労するが揚がらない)ので、デザインを変更。
次の検証だが、電気は流れるか、鍵に溜まるか、安全かの3つ。
まず、雷雨がなくても静電気が溜まることを確認。が、放電が起こるほど電気は溜まらない。静電気では無理そうなのでラボの起電器で試すと、小さいながらも火花を確認できた。これで2つ目まではOK。
さて、これは安全なのだろうか。例によって弾道ゼラチンでフランクリンの人形を作る。センサーを埋め込んで致死量の電気が本人に流れないことを確認することに。さすがに、本物の雷は危険すぎるので、電力会社の設備を借りての実験となる。
徐々に電圧を上げたら紐が燃えてしまったり、地面に電流が逃げてしまい鍵に電気が溜まらなかったりと色々と大変だったが、なんとか凧に放電させることに成功。但し、結果としては、人形に致死レベルの電流が流れてしまい、検証自体はBusted


アダムとジェイミーは、腸内ガスの真実の実験。(一言で言えばおならのこと)
一つ目がガス死の検証。腸内ガスで窒息死したという噂がある。本当か?
まず、腸内ガスの成分分析から。バスタブにじょうごを据えて、アダムがそこに腸内ガスを出す仕組みを作り現物を集めるというもの。気の毒というかなんというか。時間はかかったがなんとか集めて、カリフォルニア大学に調査を依頼したところ、有害そうなのは、メタンと二酸化炭素硫化水素、メチルメルカプタンと判明。では、それらは致死量まで溜まるか?狭い部屋を想定し、そこに腸内ガスと同じ成分を同じ量撒いたとして調べるが、当然致死量ほど溜まるはずもない。
二つ目が、豆を食べると腸内ガスが増えるというのは本当かという実験。アダムが豆、ジェイミーが肉、キャリーは炭酸飲料をとって、通常時と違いが出るかを試す。予想通り肉は影響なく、炭酸飲料では倍、豆も倍ということで、検証自体はConfirmed。
三つ目が、マッチを摺ると匂いが消えるという話。有害物質が燃えるからか、覆い隠すだけかを調べる。当然ながらマッチの火程度で空気中の匂い成分が燃えるはずもなく、覆い隠されるだけ。
よりによって、巻き込まれたキャリーはお疲れさまでした。