どうしても忙しさにかまけて基本的なところをおざなりにしがちなので、この手の「作法本」は定期的に見るようにしている。ということで、夏休み中にぼつぼつ読んでみた。
実験系の論文・レポートの書き方で、論文の書き方を学ぶ大学生と、あと「指導者」を想定読者にしているのが面白い。明確に分かりやすく指導するには、相手(学生や若手)に伝わる説明をしないと混乱するから、ということ。
目新しい知見というよりは、そういう「きちんとした説明用の言葉」として参考になるし、あとはやはり「自戒せよ」だねえ。
以下、幾つかメモ。
- メンタルモデルと驚き最小原則
- 概略→事前情報→主題
- 「導入、本論、展開」 と Context-Content-Conclusion
- IMR(Issue-Method-Result)で構成するが、まずIとRを書く
- 段落の途中に逆接の接続詞が入っていないか?
- 段落の冒頭の接続詞はきちんと書く、段落内の接続詞は削ってみる。
- 目標文字数の5%増しで文章を書き、5%削る