2021年のノーベル物理学賞を、地球温暖化をコンピューターで予測する気候モデルを開発した米プリンストン大上席研究員の真鍋淑郎(しゅくろう)氏(90)=米国籍=ら3氏に授与すると発表
ちょっと政治臭さを感じないでもないが、気候シミュレーションモデルの先駆者の3名(真鍋先生と、独マックスプランク気象研究所のクラウス・ハッセルマン教授(89)と伊ローマ・サピエンツァ大のジョルジョ・パリージ教授(73))が受賞。
大気大循環と海洋大循環を組み合わせたモデルを考案した。
小松左京先生が日本沈没でコンピュータシミュレーションを使っていた(1973年)けれど、真鍋先生の研究は1969年。当時のコンピュータパワーでシミュレートするのは相当の工夫が必要だったろう。