k-takahashi's blog

個人雑記用

地球外生命を探せ 〜エンケラドスとグリーゼ581g

NHKBSのコズミックフロント第2回は地球外生命を探せ


前半はエンケラドスの話題。
クレーターが無いぞ、何がの筋があるぞ、カッシーニで調べてみたら何か噴き出しているぞ、吹き出し方を分析してみると液体が噴き出しているぞ、水やアンモニアだけでなく窒素ガスもあるぞ、ということは熱水噴出口みたいなのがあるのではないか、生物いるかもしれない。
という話を丁寧に解説している。潮汐力で熱が発生する仕組みも解説されていたし、地球の極限環境生物(氷の中で生きる微生物)も見せてくれいて、至れり尽くせり。


後半はグリーゼ581g。こちらは観測データからハビタブルゾーン内に惑星があることが判明し、コンピュータシミュレーションによりそれが水惑星である可能性が高いことが示される。
日本のインディ・ジョーンズこと長沼毅氏が登場し、グリーゼ581gにいるかもしれない空中生物の想像図なんかも出していた。太陽よりもずっと年寄りなので、進化するための時間は充分あっただろうというのも、生命の存在の可能性を高めているそうだ。


残念ながら、まだ推測の段階で、どちらも実際には生命は見つかっていない。エンケラドスに探査機が降りるのは、まだ少し先のことになる。