k-takahashi's blog

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軍事研究 2021年11月号

 

軍事研究 2021年 11 月号 [雑誌]

軍事研究 2021年 11 月号 [雑誌]

  • ジャパン・ミリタリー・レビュー
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カラーページには、先日のHMS「クイーン・エリザベス」の写真。いずもとのツー・ショットもあるが、艦橋がやっぱり独特だね。

中央部のカラーページ記事『アメリカ海軍 艦上戦闘機と空母航空団の歴史」もF-35。空母艦載輸送機がC-2AからCMV-22Bに変わったのも、F-35のエンジンF135を運ぶためだそうだ。

 

『わずか3日でカブールを制したタリバン』(黒井文太郎)は、タリバン政権内部の実態を解説した記事。色々ヤバイ人材が入り込んでいるのと、主導権争いの事情とかも書かれている。

土井義尚氏のエッセイもアフガン。こちらはJMAS活動で地雷処理や武装解除監視などだが、自衛隊にやらせるわけにいかずできるのはJMASだけ、という状況だったそうだ。ただ、ミッションはかなり過酷。

 

『サーブ社のFoFTS-Next』(毒島刀也)は、海兵隊の新訓練システムの紹介。中国軍に対抗するために戦法を変えた(小規模A2/AD)海兵隊が、従来の対ゲリラ戦的な発想から意識をきりかえるために実践的な訓練が不可避という。

 

 

あと、C-17は一機もモスボールされておらず、全機現役というのは知らなかった。生産終了しているので、もし台湾に譲渡するとなるとかなり大変らしい。(それでもやる価値があるということだ)

 

『米海軍が最も信頼するSPY-6』(多田智彦)は、最新多機能レーダSPY-6の解説記事。AMDR(防空・ミサイル防衛レーダー)、RASR(対空捜索レーダー)などで構成されるSPY-6シリーズ。イージス・アショア騒動関連で何度か解説記事が出ているけれど、本記事はSPY-6に絞っている。