帝国陸軍が登場するシミュレーションゲームのシステムとその再現手法を紹介している。連載時に読んでいたはずだが、まとめられるとこれはこれで興味深い解説になる。
対中(戦略的におかしな状況での戦争)、対露(ノモンハン)、対英米と大きく3種類に分かれ、更に対英米は前期と後期(勝ち戦と負け戦)に分かれる。そういった状況下で帝国陸軍の特徴をどう表現するかというところが面白い。
その状況や分析をシステムに落とし込む手法と、ゲームとして成り立たせるためにシステムを工夫する部分とがある。(とは言え、末期戦部分についてはある意味達観した見方をする必要はあるわけですが)。