ディズニー風お姫様には不可欠な髪飾りのティアラ。技術的には、頭の上に載せる、大きさが調整できる、などが難しい点のようで、バンドのようにしてしまうならともかく、結構難しいもののようだ。比較的古いものに、薔薇と蝶のモチーフが多いのは、意味合いもさることながら技術的な要請もあったのだろう。
ティアラも軽量丈夫なプラチナによって大きな恩恵を受けた装飾品なのですね。
展示品の中には、最初に誰それのために作られて、それが改造されて別の人に送られて、みたいなものも結構あり、母から娘へ的な贈り物のもされていたようだ。
ちなみに、皇室向けにも文明開化時期に作られ、それが代々使われているとのこと。星の部分が取り外し可能となっており、使い分けているらしい。歴代皇后陛下の写真が並んでいた。皇室から貸して貰うとかできなかったのかな。
珊瑚製のティアラも幾つかあったが、ことごとくＭＰとかＰＯＷとかが増えそうな雰囲気で笑った。
