k-takahashi's blog

個人雑記用

アローン・イン・ザ・ダーク

 2005年製作の映画版。主人公の名前はゲームと同じ「カーンビー」なんだけど、雰囲気は大分違う、ような気がするが、すみません、ゲーム版の「4」はやっていないので、実はそっちとは合っているのかもしれません。


 1万年前に謎の消失を起こし歴史上から姿を消したアビカニ族。彼らは、表の世界と裏の世界との間の扉を開いてしまったがために消え去ってしまったのだという。
 そして現代。主人公である超常現象調査員カーンビーは、アビカニの遺品を入手して帰国したところを、怪物に襲われる。なんとか怪物を撃退するが、翌日には、同じ孤児院で育った19人の友人達が一斉に姿を消したという知らせを受ける。それは、闇の世界の勢力による侵略の始まりを告げるものだった。


 闇の勢力と戦う特殊部隊713の名前が「A.R.C.A.M.」なのだそうですが、それ以外にはクトゥルー神話的なところはあまりなく、ゾンビや怪物とのドンパチ映画といった趣。ゾンビといっても、本映画の場合は謎生物の寄生によるもので、このゾンビもどきが実は人類側の裏切りにより作られていたというのが一応筋と言えば筋。正直、映画としても、ゲーム原作映画としてもあまりお薦めはできず。


 アビカニが闇の力を封じ込めるために黄金を利用していて、小悪人が黄金目当てに箱を開けてしまうというところは使えるネタだなと思った。ただ、映画ではなぜ黄金なのかは説明してくれなかった。