k-takahashi's blog

個人雑記用

ニュートン2008年7月号

特集は宇宙論。宇宙の膨張が見つかった経緯とその意味の解説、膨張の逆回しとしてのビッグバンの着想と論争史、ダークマターダークエネルギーと大きく3つを解説。理論と観測の二人三脚ぶりが出ているところが良かったと思う。ハッブル定数のように、複数の観測結果を示し、精度が向上しつつある例も紹介している。


 ニュース記事の中で、NASA50周年記念のホーキング博士の講演が紹介されている。(http://www.nasa.gov/50th/NASA_lecture_series/hawking.html)。紹介してくれるのは良いのだけれど、「人類は大胆に、未踏の地へと進むべきなのです」という訳はちょっと残念。容易に予想がつくと思いますが、原文は "we will have to boldly go where no one has gone before."ですから、「勇敢に人類未到の地へ」として欲しかった。