k-takahashi's blog

個人雑記用

Dawn of the Zeds 〜ソリテア ゾンビゲーム

 ゾンビに包囲され、4方向から迫りくるかれらを撃退したり、時間稼ぎをしながら生き延びることを目指すゲームです。
 ゲームマップはポイント・トゥ・ポイント方式を採用したシンプルなゲームに仕上がっていますが、ゾンビがプレイヤーに襲ってくる臨場感や恐怖はカードで巧に処理されているので、ゲームとしても充分に楽しめる作品と言えるでしょう。

昨年買ってまだ遊んでなかったゲームの一つ。ソリテアゾンビゲーム。ゾンビや災害は「相手の意志」というのを想定しなくてすむので、ソリテアやコープ型のゲームのテーマに向いている。割と評判の良いゲームだったので入手してみたのだが、面白かった。

セットアップ

 
中央がファーミングデイルの街。ここに立てこもることになる。街からは4本の街道が外部に伸びていて、ゾンビ達はこの街道沿いに攻め寄せてくる。

プレイ

毎ターン、イベントカードを捲り、その指示に従って行動することになる。避難民の移動、ゾンビの移動、特殊イベント、プレイヤー側のアクション数など全部イベントカードに書かれている。


イベントカードは、カードを幾つかの山に分けて特殊カードを積み込んだ上で重ねるという、最近よくあるタイプ。なので最後の8枚のどこかに「州兵到着」のイベントがあり、ここでゲーム終了判定が行われる。

(状況があまりに悪いと、州兵が街にたどり着けずに延長戦に入ってしまう。


今回はなんとかぎりぎりで勝利。

緑線がゾンビの攻撃ルート。赤が現時点での前線。3カ所が、あと1〜2マスにまで迫られていて、しかも予備の戦力が尽きている状態。


民兵とヒーローが協力してゾンビを食い止めるのだが、徐々に消耗していく。州兵は4ステップあるし、防御戦闘が有利になるシステムなので、そう簡単にはやられない。が、消耗したところに悪いイベントが重なると防御陣が崩れてしまう。今回もがっちり守っていたはずのセント・トーマス村が、イベントとダイス運とで一気に押し込まれたりした。
そうして崩れたところを、特殊技能とカード(プレイ中に徐々に手に入る)を使ってなんとかしのぎ、州兵の到着を待つ。
この辺の盛り上がりがうまくできていて、楽しくプレイできた。(対ゾンビ兵器の開発とか、治療薬の開発とかも同時に進める。)

コメント

ルールを見ながらだったので、プレイ時間は2時間強。次は半分くらいには短縮できると思う。毎ターンめくるイベントカードがあるのだけれど、ここに手順と、そのターンの特別ルールとが書かれているので分かりやすい。


和訳のできは良好。ただ、英語が全く読めないと、全てのカードをいちいち参照しないといけなくなるので、時間がかかりすぎてしまうと思う。

ちょっとルールの確認とかして、連休中にもう一回やってみたい。