1979年のイラン・米大使館人質事件の救出作戦を描いて第85回アカデミー賞作品賞を受賞した映画「アルゴ」。この事件でCIAは6人の大使館員を「アルゴ」という架空のSF映画の製作スタッフに仕立てて出国させるという作戦を立てた。番組では作戦を立案したCIAの偽造・扮装の専門家、トニー・メンデスなど関係者に取材。本当に映画で描かれたことが起きたのか?6人はどのように身分を偽り、脱出したのか?この救出劇の真相を検証する。
https://japan.discovery.com/episode/index.php?eid1=934741&eid2=000000
をビデオ鑑賞。映画版の方は見ていないのだけれど、
- 偽装のため、架空の映画スタジオ「スタジオ6プロダクション」を実際に設立。
- 6人が訓練を受けていない素人であることが問題
- 特に、この6人を説得し、納得して貰い、役側になりきって貰うのが難しい
- 当局側が保管している出入国書類だけは偽造できない
- CIA職員をサポート要員として派遣して、もし彼が捕まったら情報漏洩のリスクが非常に高い
- 作戦成功後、CIAの関与を隠すため、全てカナダ大使ケン・テイラーの発案ということにし、大使もその役割を演じきった
- 期間中、ハリウッドから同スタジオに、20以上も売り込みがあったとか。さすがハリウッドだ