k-takahashi's blog

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食事バランスガイド遵守と死亡との関連について

今回の研究で、食事バランスガイドの遵守度が高い人ほど死亡リスクが低下しており、特に脳血管疾患の死亡リスクとの関連がはっきりしていました。

食事バランスガイド遵守と死亡との関連について | 現在までの成果 | 多目的コホート研究 | 国立研究開発法人 国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究グループ

バランスの良い食事の方が健康には良いだろう、というのは定性的には納得できるけれど、「どのくらい?」というところはなかなかはっきりしない。そこを8万人を対象にしたコホート調査で調べた結果が発表された。


農水省の「食事バランスガイド」に従うと、死亡リスクが低下する。具体的に言えば、ガイドのスコア10点の違いが死亡リスク7%の違いになることが分かった。特に脳血管死亡への影響が大きい。要するに脳卒中になりにくいということ。


世の中に「健康」を謳った商品は色々あるが、これほど大きな効果を持つ健康食品はない。
結局、色々なものを程々に、というのが一番ということ。


このガイドの良いところは、嗜好品を否定していないところ。

菓子・嗜好飲料は、食生活の中の楽しみとしてとらえ、食事全体の量的なバランスを考え、適度に摂取する必要があることから、コマを回す為の「ヒモ」として表現し、「楽しく適度に」というメッセージを付けました。

「何を」「どれだけ」材料と料理区分:農林水産省

こちらも「適度に」となっている。そうだよね。


改めて見直してみると、自分の食生活は果物が不足気味かなという印象。ちょっと意識的に増やしてみよう。