Newton(ニュートン) 2016年 11 月号 [雑誌]
- 作者: 高嶋秀行
- 出版社/メーカー: ニュートン・プレス
- 発売日: 2016/09/26
- メディア: 雑誌
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「陽子の中は過密な真空」という言い方は面白い。クォークが仮想粒子(観測できない粒子)を絶えず放出・吸収しており、その仮想粒子(グルーオン)がクォーク・反クォーク対に変身してはもとのグルーオンに戻るということを繰り返している。このふるまいが強い力となって現れるという説明。
水素とは何か
水素連載の1回目。
ヒンデンブルグ号事件も出ており「水素の危険性を知れ渡らせた」「でも実は引火したのは表面塗料」と両方書かれている。
膵液の秘密
なんか学研漫画のタイトルを思わせるけれど、消化連載の3回目。
膵液の含む消化酵素トリプシンは分泌時には非活性化しており、それが十二指腸の粘膜細胞が分泌する酵素によって切断されて活性化するというのは知らなかった。
カイメン
怪物を思わせるような様々な色や形のカイメン。ところが分類や同定といったところがまだ不十分。