k-takahashi's blog

個人雑記用

perfumery

"香水を製造して、最高のブランドを作り上げよう。"

PERFUMERY – TACTICAL GAMES

 妻が先週のゲームマーケットで入手したゲーム。ドラフトで素材製造プロセスと製品香水カードを入手し、製造プロセスを組み上げて素材を生産し、製品を作る。得点となるのは製品。

製品は素材ストックの機能もあるので、そうやって高価な素材をあつめて高価な香水を作っていく。プロセスが増え、ストックも使える終盤になると高価な香水が作れるようになる仕掛け。

香水のマニアックな設定も組み込まれているらしいのだが、そこまでは私は分からず。ただ、香水趣味の人に薦めるには、ちょっとシステムが重め(1時間ゲーム。今回はシステム確認しながらなので1.5時間ぐらいかかった)。

 

製造プロセスをパズル的に組み上げていく面白さ(ここはソロプレイ)とドラフトによる行動検討(ここは相手の動きを考えながらになる)が良い感じに混ざっている。

 

ワーカー駒を途中で買ってくる仕組みになっているのだけれど、これはとっとと押さえた方が良いと思う。あと序盤に必要な素材生成プロセスカードに偏りが出ると終盤やりくりが面倒になるのだが、だからといって前半に無駄を作るとスピードが落ちるし悩ましいところ。この辺は上手く作ってある。

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2人セットアップだとこんな感じ。

 

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素材生成プロセス。下から材料が上に上がっていく。これで目指す香水に合わせた素材を作るのが、途中のプロセスを飛ばしてもよいところも含めてパズル的で面白いのだが、チェックが面倒かなという気もする(明らかに非効率な部分(中央の下から2番目)があるのは、プロセス追加するときに途中に入れて良いというのを知らなかったから)。特に後半2つ香水を作ろうとすると、途中でズレに気がついて手戻りが起きたりする(最後の1個なら頭の中でやっちゃってもいいけど、厳密にはダメ)。 
化学合成(黄色いフラスコ)はワイルドカード好きな素材に代わりに使える。一応どこでも出せるようには組んであるのだが、ワイルドカードルールも忘れたままプレイしてた。

 

意外と広いスペースが必要になる。