第2特集の「最新、恐竜サイエンス」が面白かった。
蝙蝠のような皮膜を持つ恐竜、ティラノサウルスの顔面は傷だらけ、実はティラノサウルスの羽毛も卵も見つかっていない、恐竜は今や「非鳥類型恐竜」と言われている、趾球(軟組織)の化石が見つかった、化石の色素から体色が分かるようになってきた、ティラノサウルスは内温動物(体内の発熱を使って体温をほぼ一定に保てる)だったがステゴサウルスは外温動物だった、などなど。
恐竜ネタって変化が激しくて、時々読むとえっと思うことが多くて楽しい。
最新情報という意味では「首都地震最新予測」の記事も面白かった。3つのプレートがぶつかる場所という話は聞いていたが、4枚目のプレート「関東フラグメント」という仮説が2008年に発表されている。関東平野直下に厚さ25キロ幅100キロの独立した小さなプレートがあり、これがフィリピン海プレートと太平洋プレートに挟まれるように存在している。関東地方の地震の巣がこれで説明できるという説。プレート境界の地震が直下型地震になるという特徴があるそうだ。
写真は、木星の写真が幻想的。気流の流れを様々な波長で観測しそれを色を変えて表現している。アフリカの昆虫は乾燥と戦う昆虫たちの写真。