Newton (ニュートン) 2009年 06月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: ニュートンプレス
- 発売日: 2009/04/25
- メディア: 雑誌
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国立博物館の恐竜展に合わせた記事「南半球で栄えた恐竜たち」は骨格写真の紹介と記事。従来、南半球(旧ゴンドワナ大陸)には、重量級の肉食恐竜はいないとされてきた。大陸移動説を組み合わせてこんな仮説があったのだ。
- 恐竜が出現した三畳紀(2億3千万年前)は大陸は一つ(パンゲア)だったので、世界各地の恐竜はほぼ同じ
- ジュラ紀後半(1億5千万年前)にパンゲアやローラシアとゴンドワナに分裂したが、恐竜は分化していない
- 白亜紀中頃(1億年前)には、大陸毎に異なる恐竜が進化した
ところが、南半球での新化石発見が相次ぎこの仮説が崩れ始めているのだそうだ。その新化石というのが今回展示されている恐竜なんだとか。こうなると恐竜の移動を考えなくてはならなくなるそうです。
写真で面白かったのが若田飛行士。94ページに打ち上げ直前(3月15日)に取られた写真、隣の95ページに3月19日の写真、が掲載されている。見事なムーンフェイス(丸顔)です。ステロイドの副作用として現れることの多い症状ですが、もちろん若田さんのは無重量状態の影響です。