TEDに載っている。Jane McGonigalのプレゼンが、なんか凄かった。
趣味としてのゲームは今では充分認められている(とは言い切れないような気もするが、まあ、一昔前よりは遙かに)ようになったが、それでもゲームを遊びすぎだという批判はある。「アメリカ人のゲーマー好きの若者は、成人するまでに1万時間をゲームに費やす。これは学校で学ぶのに費やす時間とほぼ同じである。」と言われては、遊びすぎだという意見も頷ける。
が、McGonigalは「それでは足りない、もっと遊ばなくてはいけない」と言い切る。
彼女は、ゲーマーには4つの美徳があるという。
- Urgent Optimism
- Social Fabric
- Blissful Productivity
- Epic Meaning
ゲーマーはゲームをプレイすることによってこの美徳に磨きをかけており、それゆえ "Gamers are Super-Empowered Hopeful Individuals"であると主張する。そして問題は、「彼らは仮想世界を変えられると信じているが、現実世界を変えられるとは信じていない」ところだという。
スピーチの最後は、仮想世界を変えることで現実を変えることができるようなタイプのオンラインゲームを目指して実践をしているという紹介。そこでどういう成果が出ているのかはプレゼンには出てこなかったが、色々と本気でやっているのがよく分かる。
私個人は、いわゆる「シリアスゲーム」には否定的な印象を持っているのだけれど、彼女の気合いには感心した。