- 出版社/メーカー: シミュレーションジャーナル
- 発売日: 2015/12/01
- メディア: おもちゃ&ホビー
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「プレイヤー数を最低5名程度揃えることができれば、一泊二日程度の時間でほぼキャンペーンゲームの全体像をプレーすることが可能」(p.5)というのは、ゲームクラブの合宿企画ならプレイできるということですね。
なお、マップ上のキエフは、中上部にあります。キエフは一度は迂回され、そのあと東方から攻略されるか、ゲーム中は攻略されずに置かれるか、ということ。
あと、リプレイ漫画にもありますが、グデーリアンの第2装甲集団は登場しません。間接的にグデーリアンの活動は反映されているけれど、実際に動きが見たければ三部作連結プレイする必要がある。
座談会記事のお題が「南方旋回」。史実を知っている赤軍プレイヤーはスターリン(キエフを守れると信じていた)の意図に反して部隊を後方に下げてしまう。史実を知っている独軍プレイヤーは1年目のモスクワ攻略を諦めているので南方で行動させることを優先させてしまう。シミュレーションゲームが常に抱える課題がここでも出てきている。