- 出版社/メーカー: シミュレーションジャーナル
- 発売日: 2016/03/01
- メディア: おもちゃ&ホビー
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デザイナーズノートには10年間の改善のことも書かれている。この間に開発された手法を取り込む(フリードリヒとか)ことでゲームが良くなっていったのだ。例えば、「蒼天已死」(トリガーカード)でカード量の圧縮と前半後半の変化管理を実現している。
レーティング問題についても書かれていて、常に議論を呼ぶ話題ではあるのだけれど大変そうだ。なによりゲームシステムを動かすということが一番に大事。
デザイナースノートの最後に
本作のマップ上には「赤壁」の記載がありません。
(中略)
赤壁がどこかは、歴史はプレーヤーのあなたが創るのです。(p.29)
とある。営業上の理由で赤壁という言葉を落とせないとしたけれど、ゲームはこう仕上がっている。
座談会はPCゲームとボードゲームの比較の話。
最後は戦場の霧とコマンドコントロールというところにくるのは昔と同じ。
VASSALの評価が低く書かれていて、ちょっと意外だった。