k-takahashi's blog

個人雑記用

マンガでわかるウォーゲーム

シミュレーションゲームの遊び方、楽しみ方をわかりやすくマンガで解説。
クルーセイダー作戦のゲームも付録でついています。
SLG入門ガイドとしてご活用いただければと思います。

http://gamemarket.jp/game/%EF%BD%93%EF%BD%8C%EF%BD%87%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%81%A7%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0/

ドイツ戦車軍団の「エル・アラメイン」を題材に、ウォーゲームの基本的な楽しみ方を紹介している。


ゲームマーケットは盛り上がっているけれど、

説明に30分、最後までプレイして90分ではいくらななでも拘束時間が長すぎます。(p.10)

というのがあり、スピーディーに楽しめるゲームが中心の場でシミュレーションゲームはなかなか。という状況下で、ウォーゲームに興味を持った人に最初の一歩のガイドをという感じ。


短いゲームを繰り返して(本書では3戦している)、歴史を参考にすることや作戦を練ること、不確実性を楽しむことあたりを説明している。このスタイルは良い感じ。以前のコマンドマガジンの「いちねんせい」も似たスタイルだったなあ。
そのままエル・アラメインを付録に付けられなかったのかな、とは思ったが。


3戦目で登場したギャンブルはちょっと注意する必要があると思っている。今回のは、そもそもが一回のプレイが短いタイトルだし、初心者がしかける側だったのであまり問題にならなかったが、早めにギャンブルをかけるというのは「失敗したか。じゃあ投了ということで次の回に」というやりかたにつながることがある。勝ち負けはともかくとして、このスタイルは必ずしも歓迎されない(中盤以降に見せ場が来る側を持っているプレイヤーが、この手をやられて楽しいか、という話)。