k-takahashi's blog

個人雑記用

ゲームの企画書(1)

 

 

ゲームの企画書(1) どんな子供でも遊べなければならない (角川新書)

ゲームの企画書(1) どんな子供でも遊べなければならない (角川新書)

 

 電ファミのウェブ記事を書籍化したシリーズ。

1巻目は、「ゼビウス」「桃電」「不思議ダンジョン」そして、「コーエー」の4本立て。全部ウェブで読んでいて、基本的には再録なんだけれど、やはり面白い。

サブタイトルの「どんな子供でも」の部分は、桃電のところ。業界指折りの理屈派デザイナーの桝田省治先生がジャンプ系の人達から学んだところ。この考え方はゲームの普及に大きく貢献した思想の一つだろう。

 

並びを見ると分かるが、コーエーだけゲームタイトルではなく、そしてこの章が異彩を放っている。ウェブ掲載のときも襟川恵子会長の女傑ぶりは光っていた。もちろん、多少の脚色や記憶違いはあるだろうけど、会長の貢献は凄いよなあ、と。