ゲームの企画書(1) どんな子供でも遊べなければならない (角川新書)
- 作者: 電ファミニコゲーマー編集部
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2019/03/09
- メディア: Kindle版
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電ファミのウェブ記事を書籍化したシリーズ。
1巻目は、「ゼビウス」「桃電」「不思議ダンジョン」そして、「コーエー」の4本立て。全部ウェブで読んでいて、基本的には再録なんだけれど、やはり面白い。
サブタイトルの「どんな子供でも」の部分は、桃電のところ。業界指折りの理屈派デザイナーの桝田省治先生がジャンプ系の人達から学んだところ。この考え方はゲームの普及に大きく貢献した思想の一つだろう。
並びを見ると分かるが、コーエーだけゲームタイトルではなく、そしてこの章が異彩を放っている。ウェブ掲載のときも襟川恵子会長の女傑ぶりは光っていた。もちろん、多少の脚色や記憶違いはあるだろうけど、会長の貢献は凄いよなあ、と。