k-takahashi's blog

個人雑記用

Pandemic COVID-19シナリオ

C3i Magazine is proud to present Trevor Bender's COVID-19 Scenario for the strategy boardgame Pandemic

The scenario introduces a new Action - Social Distancing - which allows players to explore the costs and benefits of this activity in a cooperative game environment, perhaps giving additional reason to what we are doing in society during the coronavirus pandemic of 2020

Available for Free, Exclusively at the WarGame Room

Welcome to the WarGame Room - C3i Magazine | For the Gamer

 というのがあったので、ルール部分の暫定訳を作ってみた。
(無料なので、上の雑誌もダウンロードしてください。図が載っています)

 


セットアップ
1.変化なし
2.役割カードの選択によらず、プレイ順は自由に選択できます(ステップ12を参照)、
プレイヤーはスタート時に、プレイヤーカードを引いてから好きな調査基地を選ぶことができます(ステップ3を参照)。
3.CDCを表すジョージア州アトランタに加えて、ジュネーブのWHO本部を表す調査基地をドイツのエッセンに配置します。
4.武漢で発生したアウトブレイクを反映するために、拡散マーカー(Outbreak marker)を「1」に置きます。
感染率マーカー(Infection Rate Marker)を感染トラック「2」の最初のスペースに置きます。
赤以外のウィルストークン3つは「日暮れ(Sunset)」側にします。
5. COVID-19シナリオでは、赤病原体駒(Red Disease Cubes)のみを使用し、他の色は脇に置いておきます。
6.変化なし
7.変化なし
8.変化なし
9.変化なし
10.変化なし
11. 2020年3月11日の状況を反映させるため、赤病原体駒(Red Disease Cubes)を以下の場所に置いてください。
•3上海(武漢を表す)
•1北京
•2ソウル
•1東京
•1台北
•1香港
•2テヘラン
•2ミラノ
12.一番最近手を洗ったプレーヤーが、ファーストプレイヤーになります。

 

ゲームプレイ
新しい特殊アクション 「ソーシャル・ディスタンス」
 手札に自分のいる場所のカードがあるなら、アクションを消費して「ソーシャル・ディスタンス」の政策を実行させることができます。記録用に、カードをマップの上に置いておきます。その場所がエピデミック、感染の処理、拡散(OutBreak)、などで感染対象となっても、新たなキューブは配置しません。同じ色のプレイヤーカードが「ソーシャル・ディスタンス」として5枚プレイされた(あるいは科学者が4枚目をプレイした)場合、その地域のすべての都市で「ソーシャル・ディスタンス」政策が確立したとみなされ、今後、その地域には病原体駒(Disease Cube)は置かれなくなります。同じ色のカードの山を横向きにおいて、この成果を示します。

例:黄色の地域である、ラゴスサンティアゴ、リマ、マイアミ、ロサンゼルスなどの5つの場所で「ソーシャル・ディスタンス」がプレイされた場合、赤い病気キューブは黄色地域のどこにも置かれなくなります。

但し、「ソーシャル・ディスタンス」には経済的な影響が発生します。最初に「ソーシャル・ディスタンス」が地域で確立されたとき、全プレイヤーは1ターンあたりのアクションが1減少します。(通常、1ターンあたり4アクションですが、3アクションになる)。
2地域で「ソーシャルディスタンス」が確立すると、プレイヤーは自分のターン中に2枚ではなく1枚のプレイヤーカードしか引くことができなくなります。
3番目、4番目の「ソーシャルディスタンス」確立では、追加コストはありません。

デザインノート:「ソーシャル・ディスタンス」政策に含まれる内容には、経済に悪影響を及ぼし、税収と機動力を減少させるものがあります。学校の閉鎖、スポーツイベントやその他の大規模な集まりの中止、航空他の長距離交通機関のダメージ、国内外の移動制限鎖、大規模な在宅勤務などです。

地域が「ソーシャル・ディスタンス」状態になる毎に、感染率マーカーを1つ下げます(可能ならば)。

デザインノート:「ソーシャル・ディスタンス」の目的は、感染率を下げ、ウイルスの拡散曲線を平坦化して、必要な人々が利用できる医療リソースを増やすことです。

 

エピデミック

フェーズ3の「感染度合いの増加」では、捨て札で作った山をドローパイルの上に置く代わりに、ドローパイルに直接混ぜます。

デザインノート:このシャッフルは、COVID-19コロナウイルスが世界中にかなりランダムかつ均一に広がっている一方で、(これまでのところ)一旦除染された場所に戻って再発することはほとんどないという事実を表しています。


感染の処理

その場所または地域が「ソーシャル・ディスタンス」状態になっている場合を除き、カードの色に関係なく、その都市に赤キューブを置きます。


勝利条件

勝利するには、プレイヤーはマップ上の赤ウイルスを治療し、根絶する必要があります(治療メーカーをSunSet側に切り替える)。

デザインノート:4地域すべてで「ソーシャル・ディスタンス」政策を確立することは、有効かもしれませんが、それ自体が勝利ということではありません。病気を根絶す(治療薬を発見する)る必要があります。